ご存じですか?SFTS~マダニ対策が大切です~|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

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ご存じですか?SFTS~マダニ対策が大切です~

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは・・・

SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。この感染症は感染動物から他の動物へ(犬や猫から人へ、人から人へなど)、唾液や血液、排泄物を介しての感染も報告されています。

また、SFTSの治療は対症療法が中心となり、現時点で有効な治療法はなく、致死率の高いとても恐ろしい病気です。

 

どんな症状が出るの?

SFTSは、感染した動物によって症状が異なります。犬の場合、感染しても症状が出ないことが多いのですが、2、3日以内に急激に悪化する例もあります。猫の場合、発症してから2-3日以内に死亡するケースが多く、症状のピークは約7日程度と考えられています。

 

犬・猫  発熱、元気がなくなる、食欲がない、嘔吐など

人    初期症状は発熱、筋肉痛、頭痛、消化器症状など

 

SFTSによる致死率

犬・・・29%   猫・・・60~70%   人・・・20%

※犬の致死率は猫よりも低いですが、感染しても症状が出ず、気づかないうちに他の人や動物に移してしまう可能性があります。

 

一年を通してのマダニの対策を!!

SFTSはマダニの吸血によって感染します、そのため、マダニへの対策がとても重要になります。

マダニは森や野山だけでなく、公園や河川敷など、草や木のある身近な場所にも潜んでいます。飼い主様は草木のある場所では肌の露出がないような服装をし、帰宅時にはシャワーや入浴でダニがついていないかチェックしましょう。

愛猫、愛犬にはマダニ駆虫効果のある薬剤を使用し、ウイルス感染のリスクを減らしましょう。

 

最後に・・・

これまでSFTSの人への感染は西日本が中心でしたが、近年東日本にも拡大しており、静岡県での感染も確認され、誰もが注意する必要があります。

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土日も診療 豊橋市の動物病院 セピどうぶつ病院でした

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