フィラリア症とは|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

フィラリア症とは|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

お知らせ

フィラリア症とは

こんにちは☀トリマーの後藤です🐩

昼間はだいぶ暖かくなってきましたね✨

ちょっと前まではあんなに寒かったのに季節が変わるのは早いですね( ゚Д゚)体調の崩れやすい時期なので気をつけてくださいね⚡⚡

わたしは花粉と戦う毎日です・・・(笑)

 

さてさて、暖かくなったということは虫も活動し始めます🐝!動物に関係する虫・・・ノミ、マダニそして蚊!今日は蚊に吸血されることによって感染してしまう可能性のある病気について説明していきます💡

 

フィラリアという言葉、特にわんちゃんを飼っている方は聞いたことある人も多いのでは❔暖かくなってきた時期によく聞きますよね 🙄

フィラリア、正式名称犬フィラリア症または犬糸状虫症。これはフィラリアという寄生虫をもっている蚊に刺されることで感染する病気です。フィラリアは心臓、肺動脈に住みつきそこで成長した大量のフィラリアが心臓や肺動脈を埋め尽くして最終的に心不全や呼吸困難になり亡くなってしまいます。

蚊に刺されたからといって必ずフィラリア症になるとは限りません。蚊はフィラリアの幼虫をもっていて刺されることによって感染する可能性がでできます。その幼虫が体内で成虫になってしまうと心臓、肺動脈を最終寄生場所とし(☜この時点でフィラリア症に感染しています)そこで死ぬまで毎日ミクロフィラリアという子供を産み続けます 🙄

ミクロフィラリアは血液のなかで成長できないためミクロフィラリアのまま血液にのって身体中を循環します。その血を蚊に吸血されると蚊の体内で幼虫に成長、幼虫になったフィラリアをもった蚊が再び犬を吸血したときに犬の体内に寄生するというのが感染の経路です 😥

症状としては慢性的なものと急性のものがあり、慢性的なものだとフィラリアから分泌される成分によって心臓や血管の内側が徐々に傷つけられていきます。25~38cmもの細長い成虫が心臓に住みつくため心臓がうまく動かなくなったり血液が流れにくくなり、肺に十分な酸素が送れず乾いた咳がでたり動くのをしたがらなくなります。

稀に急激に悪化することがあり、突然の血尿、突然死が急性のものになります。

そういったことを予防するために春になったら毎月予防薬を飲むことをおすすめしています 💡

予防薬といっていますが実際は駆虫薬なのです。成虫になってしまうと予防薬では駆除ができません。幼虫を殺すためのお薬で成虫になる前に駆除し感染を防ぐため予防薬と呼ばれています。お薬を飲ませていただいた日の1か月前の間に身体に入った幼虫を駆除してくれます。なので1ヵ月ごと決まった日におうちの子に飲んでもらっています!

しかし、もし身体の中に成虫がいた場合予防薬を飲むのは危険なんです💦

幼虫のための薬ですが成虫にも全く効果がないわけではありません。予防薬の効果で苦しみ、放出する物質にわんちゃんたちの身体が反応してショック状態をおこすことがあります。

なのでお薬を飲んでいただく前に当院では必ず感染していないか検査をさせていただいてます!

感染していなかったら4月~12月の間は予防していただくことをおすすめしています 😀

フィラリアからおうちの子を守るためにしっかり予防していきましょう😊✨

土日も診療 愛知県豊橋市の動物病院 セピどうぶつ病院でした🐾

 

 

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