内視鏡導入しました|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

内視鏡導入しました|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

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内視鏡導入しました

こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
8月も終わり、気づけばもう9月🍁
…ですが、まだまだ暑い日が続きますね☀️
涼しくなるまでもうひとふんばり、ヒトも動物も体調を崩さず乗り切りましょう🌀

先日、当院に内視鏡を導入しました。
人間ドックでよく用いられている「胃カメラ」ですが、
動物病院での内視鏡の主な使用法としては慢性的な嘔吐や下痢などの消化器症状のある
動物に対して、胃、十二指腸、空腸、回腸、結腸などの消化管に異常がないかを
直接画像で調べることができます💡IMG_3213

もし異常があれば、その部分の粘膜を採取し、組織検査を実施することができます。
組織検査を行うことにより、消化管粘膜にどのような変化が起きているのか、ポリープなどが認められた場合には、良性か悪性かなどを調べることができます。
万が一、悪性だった場合に初めてお腹を開けての手術を行えば良いため動物への侵襲を少なくすることができます。

 

IMG_3211また、ヒトでは用いられない動物特有の使用法としては異物の誤食が挙げられます💦胃内に存在する異物であれば内視鏡の先端からモノを挟む器具を出して、異物を引っ張り出してくることが可能です。もちろんお腹を切らなくていいため動物に痛みはありません。
注意点としてはヒトでは局所麻酔で内視鏡検査を行うことができますが、
動物は大人しく長い管を飲み込んでくれないため全身麻酔が必要です。
また、消化管内をカメラで確認するために絶食状態での検査となります。

異物を誤食してしまった場合、慢性的な消化器症状が良化せずに一歩踏み込んだ検査を考えられている場合には一度当院にご相談頂ければと思います☎️

土日も診療、豊橋市の動物病院、セピどうぶつ病院、獣医師の五十嵐高でした🐶

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