セミナーに参加してきました|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

セミナーに参加してきました|豊橋市の動物病院「セピどうぶつ病院」

お知らせ

セミナーに参加してきました

こんばんは( ´ ▽ ` )ノ
昨日も病院を30分早く閉めさせて頂き、1ヶ月に一回の画像診断セミナーに参加してきました。
昨日のセミナー内容は『消化管の画像診断』‼︎ 主に腸閉塞についての講義でした。
ここでクイズです💡このレントゲンに写っているものはなんでしょう⁇
41_193_20160616170256.0正解は、石!!…ではなくアボカドの種です。

腸閉塞の主な原因は、おもちゃや紐、果物の種、トウモロコシの芯、ビニールなどが挙げられますが、腸の腫瘍や腸に大量に寄生した寄生虫が腸閉塞の原因となることもあります。
また、パルボウイルスなどのウイルス感染症から激しい下痢により腸重責(腸の一部が腸の中に潜り込んでしまい折り重なった状態)が発症し、通過障害を起こすこともあります。

動物(特に若齢の子)の食べ物でないものを口にして遊ぶ姿がよく見受けられますが、誤って飲み込んでしまうと大変です💦
飲み込んですぐであれば、嘔吐を誘発し吐かせることもできますが、
腸まで流れてしまったらあとはウンチと一緒に出て来るのを祈ることしかできません…もしも腸のどこかで詰まってしまったら基本的には開腹手術で腸を切って異物を取り出すこととなります。当院でも大きさは様々ですが「◯◯を飲み込んでしまった!!どうすれば…」というご相談を何度も受けました。

日頃から異物を飲み込ませないようにしつけておくことがとても大切となりますが、ヒトが気をつけることにより誤食・誤飲の多くを予防することができます。愛犬が届く範囲内に飲み込めるようなものを置かない、目を離すときにはケージに入れることなどを徹底して、異物を飲み込む危険から愛犬を守ってあげて下さい。また、ワクチン接種や内部寄生虫の駆虫を行い、腸重積を引き起こす感染症や寄生虫症を予防することも大切です💡

大切な《家族》を一番近くで守ってあげれるのは一緒に生活している御家族の方々です。万が一、愛犬の誤食・誤飲を見つけたらすぐに動物病院への御連絡をよろしくお願いします☎︎

土曜日曜も診察対応の豊橋市の動物病院。セピどうぶつ病院の五十嵐高でした。

ページトップへ戻る